踊り子の手帳/十三歳の目覚め


私は  ・・・踊り子
生まれた日から踊っていた
誰かのリズム 誰かの夢
笑顔をまとって踊っていた

歌を覚えた 十三の春
違う景色を歌いだす
踊り方さえ変わったけれど
誰にも見せはしなかった

小さな手帳の中だけ
ほんとの私が 息をしてた

手帳の外じゃ みんなと踊る
同じ歌を 口ずさむ
話したいこと 胸にしまって
ページをめくる 夜ばかり

季節は流れ 時は過ぎて
手帳も少し色あせた
夢を書き足し 涙を消して
今日まで生きてきた

もう踊らなくてもいいでしょう
もう歌わなくてもいいでしょう

小さな手帳 ありがとう
私をずっと守ってくれた

あなたとのページは閉じるけど
私の歌は終わらない

新しい手帳に
となりで笑う この人と共に  綴っていこう


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